英語力を活かせる!海外にも拠点を置く外資系企業の産業看護師

基本的に日本国内で看護師として勤務するのであれば、当然英語など全く必要はないのですが、海外支社の医務室などに勤務する場合や、外国人の訪問が多い外資系企業の場合には、やはり英語力が必要になります。それでも産業看護師の仕事は待遇がよいですし、人気の職業となっているので、就職したいと希望する人が多くなっています。

 

そこでどのようにすれば海外に拠点を置いている会社の産業看護師として勤務できるのかを簡単に説明させていただきますが、当然海外に会社が存在していない企業に勤務することはできないので、大手企業に絞られてしまいます。また、大手企業の大半は海外にも拠点を置いているのですが、求人を出していなければ意味がありません。では、どのような企業であれば海外に拠点がある会社の医務室で勤務できるのでしょうか。

 

それは高い技術を有する会社で、外人ではなく日本人の高い技術力を売りとしている企業でなければいけませんので、最も就職しやすいのは自動車産業だと言えるでしょう。日本の自動車技術は世界一なので、やはり海外であっても多くの日本人が勤務していますし、多くの日本人がいるということは、産業看護師も日本人を採用しているケースが多くなっているのです。

 

日本の自動車産業と言えば、トヨタやホンダ、三菱やスズキなどが思い浮かぶでしょうが、このような日本を代表する自動車メーカーであれば、海外にも多数の拠点が置かれているので、他の企業に比べれば求人も発見しやすくなっています。では、自動車産業以外では日本人が海外で産業看護師として勤務するのは無理なのかというと、決してそのようなことはありません。

 

ただし、海外では当然英語が必要になる上に、可能であれば現地の言葉も話せるとさらに採用してもらえる確率が高くなるのですが、最低でも英語が話せるレベルでないと厳しいということは知っておくべきでしょう。もちろん看護師としての知識もある程度ないといけないのはいうまでもありません。